バーリに戻って今宵の宿泊地、アルベロベッロを目指します。
ポリニャーノアマーレの駅に帰る途中、ベンチに三人仲良く座ったおじいちゃん達がめっちゃ可愛かった。
写真とってもらえばよかったな~。
電車が遅れたので、バーリでの乗り換え時間が10分しかなく、急いで荷物を受け取って乗り場へ走ったのだけど、
焦りすぎたあさこが階段から落ちて心配しました。
私も抜けてるけど彼女はもっと抜けている。
無事電車には乗れたけど、切符の刻印を忘れて青ざめるあさこ。
(イタリアの電車は時間制で、切符に乗った時間を刻印するシステム)
旅行前に予習した旅行本や旅行記で散々検札の厳しさを聞いていたので、完全に挙動不審になるあさこ。
私は旅行者やし話せば大丈夫や!と思って落ち着いてたので
今までのイタリア旅行で一度も検札されなかったから大丈夫だよと宥めたのだけど・・・
駅員さん来た!!!
もうこの時のあさこの怯え、焦り、挙動不審がひどくて、「そんな顔してたら逆に怪しまれる!」とたしなめると、急に無表情を取り繕っていたw
駅員さんはすごく怖そうな顔してたんやけど(魔法陣グルグルのかや似)
恐る恐る(あさこ)堂々と(私)切符を渡すと普通に押印してくれました。
きっと見逃してくれたのだろう。
すごく優しい駅員さんで、降りる駅でわざわざ「ここだよ」と教えに来てくれました。
旅行で出会う人は本当に皆優しいです。
アルベロベッロ到着。
とんがり屋根の小さなお家トゥルッリが世界遺産に登録されている絵本の中のようなとっても可愛い街です。
トゥルッリに泊まるよ。
ホテルではないのでフロントなどがあるわけではなく、レセプションにてチェックインをします。
レセプションまでの途中、車の往来が激しく大きなスーツケースを持っていることもあって中々道路を渡れないでモタモタしていると、
40歳前後のとてつもなくいい男が颯爽と現れ、サッと車を止めてくれました。
なんとスマートな!!!
さらにそのあと道に迷っていると、わざわざ追いかけてきてくれて道を教えてくれました。
道を渡ったあとも心配して見ていてくれたんですね。
めっちゃいい匂いで大人の香りのするそのスマートな男性にメロメロになりながらレセプションへ到着。
ここは日本人スタッフがいるらしく、しばらくスタッフさんの到着を待ちます。
疲れているようです・・・
トゥルッリに案内してくれた日本人の女性が、黒髪でアジアンビューティーだったのだけど、
年齢を聞いたら30代後半でめっちゃびっくりしました!
もっと若く見えたよ!
結婚してイタリアに在住5年なんだって。
海外に在住の日本人は幼く見える気がする。
トゥルッリ到着!
中は広くて可愛いです!
キッチンやダイニングテーブルもあって、クローゼットもすごく大きくて、おうちですね!
中を散策中。
ひょこ。
大きなダブルベッドと小さなシングルベッドの二つだったので、家族とかでも泊まれるのかな?
あさこの方が身体が大きいので、手前のベッドに。
トゥルッリの屋根上からの夜景がとっても幻想的です。
小さい階段が屋根まで伸びてる。幼い頃にワクワクしたような探検心をくすぐられます。
さて、晩御飯を食べに街へ繰り出します。
アルベロベッロはとっても治安がよくて、夜に女性二人でも全然大丈夫!
小さい街で高い建物がないので、どこからでも教会が見えます。
木が真四角にカットされている!かわいい!
手間がかかってますね!
オブジェみたいだね!
私たちが滞在した前の週にお祭りがあったらしく、広場はイルミネーションのお片づけ途中でした。
点灯を見られなかったのが残念だけど、でも可愛かった。
ブティックも雰囲気あっておしゃれ。
歩いてると、2階のベランダからおじいちゃんにものすごく投げキッスされましたw
トゥルッリの教会。
アルベロはにゃんこが多い街。
かわいいレースやさん。
今宵の晩御飯。
地元の人が沢山いるピザ屋さん。
テイクアウトしてる人も多くて、ファストフードみたいな感じなのかな?
メニューがたくさんあるけど、待ったく分からないので、とりあえず謎の食べ物を頼んでみる。
強面だけど優しいおじさんが作ってくれたよ。
サラミとチーズをはさんだサンドイッチとピザの間みたいなの。
地元のお店って感じで、お客さんも気楽に挨拶してくれて、雰囲気がいいお店でした。
おまけ
あさこはお風呂の時間が長いので、この日は私が先に入ることに。
先に寝たら悪いと思って待っていたんやけど、一向に出てこなかったので、待ちくたびれて出てきた途端に寝てしまいました。
あさこは湯船に浸かると100%寝てしまう体質らしく、この日も寝てたらしいです。
もう待たないことにした。
つづく